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乳酸球菌とは?


◎100余年にわたり世界の科学者によって追求されてきた「乳酸菌と健康」

乳酸菌には大きく分けて球菌(丸い菌)と桿菌(かんきん=棒状の菌)があること、人の腸管内にたくさん住み着いており、私たちの健康に役立っていること、人々が長い食生活の中で愛用している味噌、しょうゆ、漬物、ヨーグルト、チーズなどに豊富に含まれており、健康にプラス効果を与えることなどが明らかになってきました。
乳酸桿菌はアシドフィルス菌、カゼイ菌などに代表される菌で、ヨーグルトや発酵乳の中に入っています。
乳酸球菌はどちらかというと今まであまり脚光を浴びていなかったのですが、乳酸菌の健康に与える効果という点で、実はすぐれた菌だということがわかってきました。

乳酸菌が免疫力、白血球をどれくらい強めるのかという実験を行ったところ、乳酸球菌であるエンテロコッカス・フェカリス菌、なかでもEF-2001株が一番強いということがわかりました。
エンテロというのは腸という意味で、コッカスというのは丸いという意味です。
今日では「乳酸菌と健康」の研究は、医学・薬学・栄養学の分野で学者により追求され、乳酸球菌の有する新しい健康維持成分(BRM)の働きが健康を支える新しい分野として注目されています。


BRM乳酸球菌EF-2001


◎BRMは第7番目の栄養成分候補

人に備わっている病気を治し、健康を維持する力(自然治癒力)の主役が白血球であることは知られていますが、白血球の栄養源としてのBRMについてはご存じない方が多いのではないでしょうか。それは、これまで全身に分布している白血球(生活習慣病の芽を摘み取る、健康維持の源となり、自然治癒力の主役)の栄養素についてはほとんど研究がなかったためです。

近年の研究で、白血球の栄養成分は以下の食品に多く存在することが判明してきました。

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<淡色野菜>大根、キャベツ、ナス、キュウリ等の淡色野菜
<海      草>アオマフノリ、ヒジキ、コンブ等の海草
<果      物>バナナ、スイカ、パイナップル等の果物
<乳  酸  菌>乳酸菌(乳酸球菌EF-2001株)

これらの食品の栄養素は6大栄養素にはあてはまらず、これまでの栄養知識からは毎日食べる必要を感じない食品ばかりだと思います。
しかし、困ったことに6大栄養素のほとんどが白血球の栄養源にならないことも明らかになってきました。
6大栄養素をバランスよく摂ることは大切です。これに加え、BRM食品を毎日タイミングよく摂ることで、免疫バランスを考慮した活性のある白血球を維持し、生活習慣病を予防する。それがこれからのテーマとなってきます。
(※6大栄養素:たんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維)


免疫賦活物質BRM


◎BRMとは免疫賦活物質(白血球を活性化する物質)のことです

近年「野菜を食べるとガンになりにくい」といった新聞記事等をよく見かけます。
それは、ビタミンをたくさん摂れるからだと考えている人も多いようです。たしかに、それも正しい見方のひとつですが、その本体はビタミンではない新しい成分であることが明らかになってきました。
その新しい成分はビタミンやミネラルと関係のない成分であり、今までの栄養学ではまったく問題にされなかった物質です。
この新しく発見された成分を総称して「BRM」と呼んでいます。「BRM」への注目は、腫瘍免疫学の進歩により体内で病気と戦う主役の細胞、「白血球(体を守る源=免疫)」の働きを高める物質が淡色野菜等にあることがわかってきたことによります。
そして、この成分は特に乳酸球菌にたくさん存在していることもわかってきました。


◎健康維持には免疫系・神経系・内分泌系のバランスが大切

私たちが健康である状態を「恒常性が正常に維持されている」といいます。恒常性の維持とは、免疫系・神経系・内分泌系の歯車が正常に噛み合っていることを示しています。
恒常性の体内歯車を正常に回す源は、免疫系の歯車です。免疫系の歯車が正常に回っていることは、各歯車の動きを正常にします。
そして、その原動力が白血球であり、栄養成分はBRMなのです。白血球の力が弱まると、免疫系の歯車にマイナス影響が生じ、恒常性維持機能は低下し、病気になりやすくなります。

◎BRM成分は乾燥・冷凍・加熱しても安定
野菜・果物・海草・乳酸球菌に含まれるBRM成分は日常の調理(煮る・焼く・炒める・揚げる)でほとんど壊れずBRM効果も変わりません。
「BRM含有乳酸球菌EF-2001」に含まれるBRM成分も同様で、生菌でも加熱処理したものでもその効果は変わりません。
乳酸菌の場合、生菌は常温保管すると菌体が変質するため保存に適していませんが、BRM効果を長期間安定し、維持するためには加熱して乾燥菌体にすると保存性・安全性がより大きく高まることがわかってきました。
このことにより、BRM乳酸球菌体はあらゆる食品への応用が可能になりました。生菌と区別するため、保存性を高める処理をした乳酸球菌体を「BRM含有乳酸球菌EF-2001(特許第3151442号)」と呼び、差別化を図っています。

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